(3)職場に「退職」を伝える

■上司に退職の意思を伝える

 退職の一連の流れで、上司に退職意思を伝えた時が一番緊張しました。覚悟をとっくに決めていたとはいえ、「課長、少しお時間いただけないでしょうか」の一声が重い

 実際のところ、すぐに時間を取ってもらい、小さな会議室で「実は今年度をもって退職させていただきたいと考えております」と重い口を開きました。上司からは退職理由や「この後どうするの?」など聞かれましたが、「やめる権利はあるから本人の意思を尊重するよ」という空気が随所に感じられ、こちらとしてはありがたく感じました。

※この時点では、口頭で退職意思を伝えるだけで、「退職願」はまだ提出しません。おそらく自治体ごとのポータルサイト内か、一定の時期に人事課から退職に関する事務スケジュールのメッセージが送信されていると思いますので、内容をご確認ください。

■退職願を書く

 退職願はダラダラと長く書く必要はなく、「転職するため2021年3月31日をもって退職させていただきます」。とだけ書きました(これで何も言われませんでした)。

 部下には、所属長から総務部長に手渡されたことを確認したうえで、勤務時間中に退職する旨を伝えました(会議の終わりに「私ことですが‥」前置きして、しれっと話しました)。部下の顔色を見ると、あまり動揺もなく「あっ、そうなんだ」くらいの空気でした。

 なお、部下の心情としては、内示のタイミングで知ることはショックを受けると思うので、タイミングを上司と相談したうえで、早めに部下に伝えるのが良いと思います。

■3月の内示と悔いの残る去り際

 内示発表日は少しドキドキしました。内示の一般職員オープンが大体16時過ぎなので、この日は17時15分になったら、逃げるように退庁しました。翌日から、「何で辞めるの、何があったの」といった電話をポツポツと受けました。回答は「いやぁ、転職しようと思って」くらいで、メンタル不調などではない空気を出すと少し安心したようでした(まずはそっちを疑いますよね)。

 今でも悔やんでいるのが、お世話になった方々へあいさつに行けなかったこと。3月下旬は、引継資料の作成、次年度計画の最終調整など疲労困憊で動く気力がなく、ろくに挨拶に行けないまま最終日を迎えてしまいました

 最終日も淡々と業務をこなし、お菓子を配ってあっさりと区役所最後の日を終えました。「立つ鳥跡を濁しまくり」の悲しい最期でしたね。区役所のドアを出た時の解放感は忘れられないですね。「もう来なくていいんだ」。まあ、16年頑張ったよな。

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