(21)公務員からの転職をお勧めするか(転職編:最終回)

 前号で公務員の良いところ/悪いところについて記述しましたが、「公務員の待遇って本当に恵まれているな」と改めて思います。本号では公務員からの転職についてまとめてみます。今回で転職活動編は一旦最終回とします。

■公務員から転職することは‥お勧めしません

 これまで長々と書いてきて「何だよ。結局お勧めしないのかよ!」とお思いでしょうが、様々な角度から見て、転職で得るもの・失うものを考えたとき、残留するメリットがやはり大きいためです。私が転職をお勧めできない理由をご説明します。

・転職には相当な覚悟が必要。常にリストラ・倒産の危険が伴う。

・転職しての給料UPは簡単ではない(元々公務員は高給)。

→プログラミング、金融、コンサルティングといった高い給与が期待できるスキルを、公務員の仕事をしながら身に着けづらい。

・今の職場が辛くても、異動や配置転換を申し出ることで解決することができる場合がある(人事も取り合ってくれると思います)。辛い場所にいて我慢する必要はありません。逃げることは恥ではありません。

■それでも転職するのなら

 それでも「私は転職する!!」と決めたなら、それはきっと揺るぐことのない強い決意です。転職は、結果に関わらずあなたの人生に貴重な経験をきっともたらしてくれます。私からの最後のアドバイスを送ります。

・「退職願」を提出する前に、もう一度、冷静になって公務員を続ける選択肢がないのか検討する。

・エージェントとコンタクトを取るなど、早めに始動する。退職前に転職先を決める前提でスケジュールを組む。

家族を路頭に迷わせないために、お金に関するリテラシーを高めて、財政的に破城しないよう準備を進める。(もちろん退職せず転職活動するだけならノーリスクです)。

■私は転職して後悔したのか

 私は区役所の仕事にやりがいを見出せず、最後は人間関係も上手くいかずに辞めました。そのため、「○○をやりたい!」といった強い決意をもって転職を始めたわけではありません。もしかしたら、異動や降格を申し出ることで、問題を解決できたかもしれません。 

 今の職場は給料も下がり、福利厚生もまるでなし。不規則勤務で、夜中の3時出勤や土日勤務も当たりまえ。では私は転職して後悔したのか。答えはNOです。

 公務員最後の2年、目の前が暗くて、毎日ため息ばかりついていました。朝起きて仕事に行くのが本当に辛かった。空もいつもどんよりしていました。 でも、今は違います。毎日、明るい気持ちで仕事に行けます。海に囲まれた職場で昼休みの散歩を楽しめるようになりました。一日の1/3は職場で過ごします。その時間を無駄にしたくはありません。繰り返しになりますが、私は転職して1mmも後悔しておりません

 以上で、転職編の終了とさせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。この後は、投資編を執筆していきます。

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